「モンテンルパの夜はふけて」＆「観覧車のみる夢」

先週、そして今週と、劇団関係の方が、出演やらお手伝いをしているお芝居を観にいった！

まず、一つ目は「モンテンルパの夜はふけて」

お芝居の題名にもなっている、渡辺はま子さんの歌の由来のお話。
正直、戦争のお話で、1幕はかなり重く、そして暗いお話だった！
後半、麻倉未稀さん演ずる「渡辺はま子」さんの出演＆歌で、だいぶ救われる。

歴史をよく知らない私は、びっくりすること、知らなかったことが多くて驚かされる。
こんなふうに、大変な思いをした日本人の人たちがいたなんて・・
もちろん、戦争にかかわった全ての人たちが、大変な思いをして
その思いの上に私たちの今の幸せが成り立っているのだが・・

そんな中、やっぱり歌ってすごい力をもっているんだなぁ・・と実感した。
歌によって、どれだけの人が、心を癒され、そして希望をもつことができただろうか？

私の歌でも、何か救われたりする人がいるんだろうか？
もしも、もしも、そんなことがあるのであれば・・・・
いや、そんな歌をうたいたいもんだ。
そんなふうに感じた舞台でした！

そして、もう一つは「観覧車のみる夢」
こちらは、今現在のお話・・・・
経営困難で、売却の話まで持ち上がっている、とある遊園地の物語。
その中でいろいろと繰り広げられる、そこに関わりのある人たちのストーリー。

みんな一生懸命に生きているのに、なんでこうなっちゃうんだろうなぁ・・って
生きる事の大変さ、虚しさなんかも感じつつ
でも、生きるってことは捨てたもんじゃない！っていう気持ちにもさせてくれる
最後は、ちょっとホロっときてしまった！！

いろんなところで、いろんなお芝居が毎晩のように公演されている。
いろいろな形があって、いろいろなお話があって
そしていろいろな感じ方があって・・

もっともっといろんなお芝居をみて、もっともっといろんなことを感じたいなぁ・・

とにかく、両先輩！お疲れさまでした！！！

コメント 6

御来場、誠にありがとうございました。慰問のシーンでは、処刑されたはずの私も再び（こっそり？）囚人役で加わっておりましたが、歌、そしてアコーディオンを心底楽しんでおりました。音楽の力のあり方は、場合場合によってさまざまなのでしょうが、その中での基本的な場合を味わわせてもらったような気がします。きっと、麻倉様やアコーディオン奏者の方も、同じように感じてらしたのだと思います。
by L'avocat du diable (2007-07-30 03:40) 

>歌によってどれだけの人が癒され、そして希望を持つことが出来るのか。。。

言葉に託された思い、メロディー。。。　人によって惹かれる部分は様々だとは思いますが、ikuraさんのお気持ちが凄くわかる気がして。

「ワシントン広場の夜はふけて」なんて、昔フォークダンスで踊った気がするけど。
なんて思いつつ、お芝居の話にはちょっとついていけない私でした。
いずれにしても、日本語の美しい言葉を、更に人に伝わる工夫で演じられるのでしょうね。
日々が勉強。の思いで次々とご自身の肥やしとされるikuraさんはもっともっと素敵だと思います。
by まあちゃん (2007-07-30 17:46) 

素敵な二つのお芝居を観られたのですね。
戦争映画などを観ると、どちらかというと罪のない一般の方が体験する悲劇といったものの方がズシンと胸に響きます。
歌で救われるということ、とてもよく分かる気がします。
by 水無月 (2007-07-30 21:35) 

♪L'avocat du diab.. さま
こんばんは！ご訪問＆コメントありがとうございます！

はい♪亡くなられたはずの？L'avocat du diab.. 様を
しっかりと確認？させていただきました（笑）
私も、あのシーンは心の中で一緒に歌ってしまっていました。
本当に、いろいろな力の形があると思いますが、
あのような「力」はステキですよね・・・。
by ikura (2007-07-30 22:40) 

♪まあちゃん
こんばんは！ご訪問＆コメントありがとうございます！
子供の頃よく歌っていた歌を聴いたとき
ふーーっとその時代に戻って、その当時の風景、匂いなんかを
思い出したりしますよね・・
歌って・・なんだか、そんな「力」があるように思います。
そして、そんな人の心を癒す力、音楽の1番ステキな部分のような
そんな気がするんです！
by ikura (2007-07-30 22:45) 

♪水無月さま
nice&コメントありがとうございます！
どんな理由があれ、やっぱり「争う」というのは
嫌なことですよね・・辛いことですよね・・

大好きな音楽を聴いて、癒されることって
日常でもよくあることですよね！
音楽ってすごいなぁ・・ってしみじみ思いました！
by ikura (2007-07-30 22:47)