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東京タワー 読み終える! [本♪]

リリーさんの(江國さんの同じ題名の本もありますものね!)「東京タワー」を読みました。
大好きな洋ちゃんこと、大泉洋さんが主演すると聞いて、
前から気にはなっていたのですが、これはもう絶対読まなくちゃ!と
早速本屋さんで購入して読んだのであります。

読み終わって、正直、本でここまで泣いたのは久々?いや初めて?かもしれない・・・
いやぁ、これは、もうどんなドラマになるんだろう。
洋ちゃんはどう演じるだろう・・楽しみでなりませーーん!!

さてさて、ここから先はネタバレになりますから
これから「読むぞ!!」と思っている方は注意してくださいませぇ~。

私自身数年前に父を亡くして、今は母とふたりで暮らしている。
弟はいるのだが、離れて暮らしているので、母との関係は、同居人であり母であり、
そして女友達であります。

だからなのか??
「ボクが子供の頃から恐れていたこと。宇宙人の襲来よりも、
地球最後の日よりも恐れていたこの日」
それが、ボクにとっての「オカンの死んだ日」なのである。
痛いほどわかる。私も、考えたくないがいつかはくるであろうその日を
心から恐れている。

こんな年になって何を言っているか??と思われるかもしれないが
母のいない生活・・というのは、どうも考えられない・・。

その日に向って、オカンとボク、そしてときどき登場するオトンとの出来事が
書き綴られているこの本。
大きな事件が起こるわけでもないし、何か特別なことがあるわけでもない。
でも、誰もが持っているであろう、母への愛情ととまどいが、本当に素直に書かれている気がする。

そして、「この先いつか、或いはすでに、このすべての人たちがボクと同じ悲しみを経験する」
「人は母から生まれる限り、この悲しみから、逃れることはできない」
本当にその通りだ。

いつの頃からだろう・・どんな人にもお母さんがいて、
そのお母さんは、この人のことを愛して、大切にしているんだろうなぁ・・・
そんなふうに思うようになったのは・・・

母って偉大だなぁ・・・
本当に母は偉大だと思う。
世の中の頑張っているお母さん!!心から尊敬します!

そして、大泉洋さん!!すてきな「ボク」を演じてください!!!


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コメント 4

まあちゃん

ikuraさん、今晩は~
いえね、今日は何気にボソッとつぶやいてみたんですよ。
実は母のことを、ほんの少し。
なもので、反省ともつかぬことを考えさせられてしまいました。
そうなんです。
ikuraさんが仰る通り、『母は偉大』なんですよぉ。
年齢の開きなんて絶対に縮まるものじゃないでしょう?
でも、母親って、たとえ自分が百歳になっても子供のことが
気がかりでしょうがないんですよねえ。
で、娘は。というと。。。母親が自分のことを思ってくれるのと同じだけ
母親のことを思ってるか。っていうと疑問だったりします。
まぁ、心配させないのが一番なんですが、母親の心配を取り除ける日なんて、
有り得ない気がするんです。元来出来の悪い娘なもので。。。
でも、一緒に住んでいらっしゃって、お友達みたいな関係って良いなぁ。
どうぞいつまでもお元気で。とお祈りしています。
by まあちゃん (2006-03-21 00:02) 

ひろりん

ikuraさん、( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
偶然にもこの「東京タワー」の本の話を先日聞きました。
それは、下の娘の高校の卒業式の後のクラスでのHRの時に、
担任の先生が最後に読んでくださいました。
母親のこと・・・・そして、「親より先に死なないでください」と
親を悲しませることはしないでくださいと・・・・
その時、涙が出たのに、すっかり忘れてしまっていて、
ここにきて改めて「東京タワー」の本の話を知って
私も読んでみたくなりました。明日さっそく探してみます。
どうもありがとうございました。
私の母も高齢で、いつお別れすることになるのかわかりませんが
その日が来るんですよね。でも私も母より先には死にたくないと思っています。
そして私の子供たちにも先には死んで欲しくないです。
それが一番の親孝行かもしれません。
by ひろりん (2006-03-21 23:55) 

ikura

♪まあちゃん
ご訪問&コメントありがとうございます!!

私には、子供がいないので、母の気持ちはわかりませんが
母を思う気持ち、これは誰もがわかる、もっている気持ちですよね。
母が子を思う気持ちほど、子供は母を思ってはいないかもしれません。
でも、健康でいること、元気でいること、笑顔でいること
それが母への一番の親孝行なのかもしれないですよね。
そして、心配する気持ちって、もしかしたら母親にとっての生きがいにも
なるのかもしれないなぁ・・なんて
私も出来の悪い娘として、いいように解釈してるのでした(笑)
by ikura (2006-03-22 00:19) 

ikura

♪ひろりん
ご訪問&コメント うれしいです。ありがとうございます!

そうなんです。私も、前から知ってはいたのですが、
大泉さんが主演するときいてやっと読み出したんです。
だけど、ほんとにステキな本でした!

自分が先になることなく、母の最期をきちんとみとってあげる。
それが私の娘としての責任、親孝行だと思っています。
花が大好きな母に、いっぱいの花を贈って・・・

もちろん、そんな日は来て欲しくないですが・・
でも、必ず来るであろうその日。
その日まで、いろんな思い出をもっともっとつくりたいです。
大好きな母の笑顔をもっともっとみたいです。
そう、この本を読んでますます思うようになりました。
とりあえずは、一緒にお花見に行こうかな♪なんて・・。
by ikura (2006-03-22 00:27) 

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